震災支援ネットワーク埼玉

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2月23日 ゲートキーパー養成講座を開催

2月23日 ゲートキーパー養成講座を開催

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2013年2月23日(土)さいたま市浦和「埼玉教育会館」において、今年度4回めの開催となる、「震災支援者のためのゲートキーパー養成講座」を開催しました。

早稲田大学 人間科学学術院 准教授で心療内科医でもあり、SSNのメンバーである辻内より、福島県から埼玉県に避難生活中の方のこころの状態について紹介。大規模アンケート調査の集計/解析結果として、「避難生活者の7割近くにPTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑い」があることを改めて紹介。被災者への支援活動を行うにあたり、対人援助の基礎スキルとしてゲートキーパー養成講座をベースとしたワークショップの意義について説明が行われました。

続いて、臨床心理士によって構成される「SSNこころのサポートチーム」によるワークショップが4時間にわたって行われました。

ここでは、傾聴を基本とする対人援助の基礎について、グループごとのロールプレイングを通じて体験。

参加者の皆さんによるアンケートでは、「ロールプレイングによって傾聴の重要性について、改めて気づくことができた」という声を多くいただきました。

阪神淡路大震災の発災後2~3年を経過した後、自殺が急増したというデータがあります。

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過去の悲しい出来事を教訓とさせていただき、これからが震災支援活動において、新たな重要な時期となっていく、ということを、改めて共有した一日となりました。

 

 

 

 

 

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