青空が晴れわたる3月17日(日)、新所沢公民会において、交流会「青空あおぞら」の第一回目が開催されました。
この交流会は、所沢市に暮らす双葉町出身者・浪江町からの避難生活中の方により立ち上げられました。
2月末現在で所沢市には166名、狭山市には187名、入間市には99名の方が避難生活を送っていらっしゃいます。
この地域は、現在では交流会が実施されていない地域ということで、コープみらいさんと共にSSNのメンバーも開催に協力させていただきました。
参加者は予想を超える42名。南相馬市、浪江町、双葉町から避難中の方、そして所沢市の職員の方にもご参加いただくことができ、とても有意義な会となりました。
双葉町出身の岡田さん(旧姓志賀さん)と、浪江町から避難生活中の渡邊さんによる挨拶、スタッフの紹介に始まり、参加者全員が自己紹介。
今までのこと、現在の暮らし、これからのこと、そして故郷への想い、、、、お一人お一人の胸の内を明かしてくださいました。
そして、これからの交流会をどのようにしていくか、話し合いを行いました。
今回はSSNこころのサポートチームの臨床心理士も参加。
歓談タイムには運営スタッフもご近所さんの感覚で、参加者の皆さんのお話を伺いました。
この中で、現在の避難生活中に、法律の専門家による対応が必要な問題を抱えている方がご相談をしてくださいました。
早速、埼玉弁護士会 災害対策本部の担当の弁護士ににつながせていただき、問題解決に着手しはじめることになりました。
SSNでは引き続き、避難生活上で抱えるお困りごとの解決に少しでもお役にたてるような活動を行なってまいります。
そのあたりのことを地元の行政の担当者と話し合いを行えたことも大きな成果となりました。
当日はPCとプリンターを持参し、参加者名簿を作成。参加者の皆さん同士、お互いに連絡を取り合うことができるといいですね。
全員での記念撮影の写真もその場で印刷して配布。
避難生活の皆さんも運営スタッフも、青空のような清々しい笑顔で過ごすことができた、ひとときとなったのではないでしょうか。
次回は4月。所沢航空記念公園でお花見をすることに。
きっと晴れますように!!