震災支援ネットワーク埼玉

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しんさいつなぐ

2019年度の活動について

2019年度の活動について

震災支援ネットワーク埼玉では、2019年度も引き続き埼玉県に避難されている方を中心に支援活動を実施しております。

主な活動内容
(1)電話相談(インバウンド/アウトバウンド)・訪問相談
(2)交流会運営支援、専門家の派遣
(3)福島県内での交流会実施
(4)帰還者招へい交流会実施


(1)電話相談
1.インバウンド

ご高齢の方、こころやからだに不具合を抱える方など、外出困難で孤立しがちな方、交流会等ではなく他者の目がないところで相談を希望される方を対象として、電話での相談に対応します。
状況によっては、専門家をご自宅あるいは近隣へ派遣したり、地域の行政窓口につなぐ事により、抱える問題の解決および生活再建をサポートしていきます。

2.アウトバウンド
交流会や相談会、これまで実施したアンケート調査等を通じて相談に対応し、継続サポートが必要な方に対し、下記3点をねらいとして継続的に連絡を取ることで、生活再建をサポートします。
[1]“つながり”を維持し、孤立防止をはかる
[2]抱える問題に関する情報提供をし、適切な社会資源につないで題解決をはかる
[3]問題解決・改善が順調に進むよう継続して寄り添っていく

3.訪問相談
発災以来避難者支援に取り組んできた法律、福祉、心の専門家等がご自宅あるいは近隣まで訪問し、相談に対応し、必要に応じて専門機関につないでお困りごとの解決のサポートをすることで、いち早い生活再建を支援します。

(2)交流会運営支援、専門家の派遣
埼玉県内主要4拠点(加須市、春日部市、所沢市、ふじみ野市)を中心に交流会の実施運営を直接的にサポートし、専門家を派遣します。要望に応じてその他地域の交流会にも同様にサポートします。

(3)福島県内での交流会実施
埼玉県から浜通りに帰還し、お元気に、楽しく新たな生活を送っている方を中心とする帰還者と県外避難者の交流会を開催します。

(4)帰還者招へい交流会実施
交流会に帰還者に招いて実施します。


避難されているみなさまのお困りごとをお聞きする際は、複雑に絡み合った糸を一つ一つほどいていくように、優先順位を一緒に考えながら、専門家/専門機関と連携し、一つ一つ課題を解決していくことを目指し、生活再建に向けて寄り添っていくことを、着実に続けてまいります。

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