震災支援ネットワーク埼玉

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しんさいつなぐ

2013年8月10日 新座さいがいつながりカフェ

2013年8月10日 新座さいがいつながりカフェ

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記録的な猛暑が続く8月10日、新座市にある公務員宿舎の集会所で被災者交流会が開催されました。

今回は医療生協の皆さんによる健康相談が行われました。

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血圧、脈拍、体重、体脂肪率、BDI、内蔵脂肪レベル、基礎代謝、骨密度の計測の他、尿検査もあり、蛋白、糖、潜血、塩分のチェックが行われました。

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最後には、チェックの結果に基づいて、保健師さんによる健康相談、アドバイスをいただき、皆さんとても喜んでいらっしゃいました。特にご高齢の方は、バスに乗って病院に出かける事も大変なのでありがたいとおっしゃっていました。

お茶を飲みながらの交流会では、公務員宿舎に避難中の方から、以前より要望が出ていた住まいに関することが話あわれました。

長期化する避難生活において、皆さんが今、一番に不安に思われている事として、住まいの問題があげれれます。

原発事故は終息を見せず、ふるさとに帰れる目処も立たない状況の中、賠償請求も遅々として進んでいない状況にあります。

こちらの公務員宿舎も他の借上住宅同様に契約は単年度。この4月以降も住めるという通知が市役所から届いたのは年明けのこと。せめて半年前には知らせて欲しい、という願いからこの話し合いは始まりました。

まずは、皆さんの願いを文書にまとめて、新座市にお願いしてみよう、ということになりました。

続いて、「原発事故による避難者が福島県外でも安心して避難生活を継続し生活再建ができるよう、「住まい」の確保を求める請願署名」を行なっている事を説明。参加者の皆さんは、福島県だけでなく、岩手県、宮城県から避難中の方もいらっしゃいますが、皆さんにご賛同いただき、署名にご協力いただきました。

今回の交流会にはお一人でご自宅を津波で流された岩手県から避難中の41歳の男性が参加されておらず心配になったのですが、都内でのお仕事が決まり、この日は出勤中なさっていることで一安心。

皆さんそれぞれに、安定した暮らしができるまで、住宅の支援が続くよう、できる限りの応援をさせていただければと思っています。

 

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