震災支援ネットワーク埼玉

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【2/28 東京】第1回公開研究会 早稲田大学『災害復興医療人類学研究所』

【2/28 東京】第1回公開研究会 早稲田大学『災害復興医療人類学研究所』

第1回公開研究会 早稲田大学『災害復興医療人類学研究所』
災害復興に向けた多面的ヴィジョンの創生①
≪公共人類学&社会福祉学≫
20150228※画像をクリックするとPDF表示されます

東日本大震災を契機に提示された、さまざまな身体・心理・社会・文化的課題を追求し、環太平洋地域において繰り返される自然災害・人為災害からの回復・復興に資する、広い意味での応用医療人類学に基づく調査研究をおこない、その知見を日本国内外へ発信します。

◆日時
2015/2/28(土) 13:00~18:00

◆会場
早稲田大学国際会議場 3F 第1会議室
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-20-14

◆アクセス
電車:JR・西武線「高田馬場駅」徒歩20分、地下鉄東西線「早稲田駅」徒歩10分
バス:都営バス「西早稲田」徒歩3分、都電荒川線「早稲田」徒歩5分

◆研究所設立の経緯
これまでに『災害と人間科学プロジェクト』として、震災支援ネットワーク埼玉(SSN)やNHK福島放送局との共同で、埼玉県・東京都・福島県において避難生活を送る東日本大震災・原発事故の被災者を対象にした大規模アンケート調査を実施してきました。調査は、“被災状況、生活経済状況、こころとからだの状況、家族コミュニティの状況、住宅環境の問題、法律賠償問題”など、生活全般の課題を明らかにしたもので、研究成果はNHKスペシャル「福島の今を知っていますか」(2013年3月放送)や数多くの新聞記事、著書『ガジュマル的支援のすすめ』(j早稲田出版)、雑誌『世界』の論文、また内閣委員会・国会での答弁、自治体への意見書などの政策提言に活用されました。
研究所員らの多くは、阪神・淡路大震災における支援と調査の経験があり、2011年以降は福島や避難先である関東圏における支援とフィールド調査を継続して行ってきています。招聘研究員として、民間支援団体代表を招いて現場に密着した被災者主体の問題解決法を探索し、また開発人類学・建築人類学・文化人類学者や医師らを招き、ハーバード大学難民トラウマ研究所(HPRT)と協力関係のもと、日本のみならず北米・南米およびアジア太平洋地域を中心に国際的視野で災害復興に資する知見を生み出していきます。

◆プログラム
1.ご挨拶(13:00~13:15)
辻内琢也(所長・早稲田大学准教授) 
「研究所発足の経緯/研究所員・招聘研究員の紹介」

2.小講演(13:15~14:00)
菊地靖(顧問・早稲田大学名誉教授・国連大学客員教授)
「本研究所のミッション:阪神淡路大震災の経験から」

3.講演(14:00~15:30)
関谷雄一(招聘研究員・東京大学准教授)
「福島とチェルノブイリ:原発被災の問題に対し公共人類学ができること」
・・・震災復興公共人類学は、福島県で原発事故に遭遇し、支援をより具体的で実践的な取り組みを考案しながら実践してゆく。昨年9月に訪れたチェルノブイリの事故跡地・被災者訪問の記録が投げかける、時空を超えたメッセージがあった。これをご報告し議論を展開してゆく。

4.講演(15:45~17:15)
増田和高(幹事・早稲田大学助教)
「東日本大震災・原発事故からの生活復興:社会福祉学がやるべきこと」
・・・人々の生活を支える専門職の一つである“社会福祉士”の役割について整理しつつ、東日本大震災被災者の生活復興に求められる社会福祉的支援のあり方について言及を行なう。

5.ディスカッション(17:15~18:00)
「研究所員・招聘研究員からのコメント」

◆備考
無料・申し込み不要

◆主催
早稲田大学『災害復興医療人類学研究所

◆共催
震災支援ネットワーク埼玉(SSN)、基盤研究(B):震災復興公共人類学(代表:関谷雄一)

◆お問い合わせ
早稲田大学人間科学学術院 辻内研究室内
〒359-1192 埼玉県所沢市三ケ島2-579-15
TEL/FAX:04-2947-6901
E-mail:shinsai-wima@list.waseda.jp

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